PRプランナー宣言

いま、社会にはあらゆる情報やコンテンツがあふれ、
その流通チャネルも多岐に渡っています。

このような環境のもと、正しい情報を
多様な価値観をもったステークホルダーに適切に届け、
合意形成を図っていくことの重要性は日々高まりつつあります。

我々、PRプランナーは、幅広いスキルと高いコミュニケーション力、
倫理観をもって、さまざまな課題をパブリックリレーションズで解決するための
知見を有し、この“強み”をより良い社会を築くために役立てていきます。

社会をつなげる、未来を動かす。
私たちはPRプランナーです 。

 

2018年3月1日に開催されたプランナーPR資格制度10周年記念特別シンポジウム「社会をつなげる、未来を動かす ~ A Future Vision of Public Relations」にて、2,300人を超えるPRプランナー有資格者の代表者から、これからの時代への矜持と志を語る「PRプランナー宣言」を行い、「広報・PRの未来像と、これからの時代の要請に応えるPRプランナー像」を提言いたしました。

PRプランナー宣言の策定にあたっては、企業広報やPR業の最前線で活躍されているPRプランナーの方々にインタビューを行い、それぞれが考えるPRプランナー像を語っていただきました。

 

 

初代PRプランナー部会 部会長 田畑氏

 

シンポジウムでは、PRプランナー部会の田畑部会長(当時)から、「宣言にあたって重視したのは、多くのPRプランナーの声。それを集約することで、今のPRプランナーの姿を正確に表し、未来の提示ができるのではと考えました。毎月発行している協会ニュースにおけるPRプランナー取得者の寄稿には、PRプランナーたちの数々の願いや決意を見てとることができます。」と経緯が語られました。

PRプランナー宣言の骨子となる、PRプランナーが果たすべき役割と、持つべきスキルに関しては、

 

PRプランナーが果たすべき役割:
『正しい情報を届ける』、『多様な価値観をもったステークホルダーに適切に届ける』、『合意形成を図ることの重要性』

PRプランナーが持つべきスキル:
『幅広いスキル』、『高いコミュニケーション力』、『高い倫理観が求められる』

 

という要素が抽出され、PRプランナー宣言につながっています。

日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)では、PRプランナー資格取得者相互のコミュニケーションやスキルアップのための企画を進め、「社会をつなげる、未来を動かす。」PRプランナーたちがひとりでも多く社会で活躍できるように活動していきます。

 


PRプランナー資格制度10周年記念特別シンポジウム

日本で唯一の広報・PRに関する資格認定制度である「PRプランナー資格認定制度」が 2017年で10周年を迎えることを記念して、一般財団法人 経済広報センターと日本広報学会の協力により、「PRプランナー資格制度10周年記念特別シンポジウム」が 2018年3月1日に開催されました。

当日は、「社会をつなげる、未来を動かす ~ A Future Vision of Public Relations」という全体テーマのもと、高度化・複雑化が進む情報環境におけるパブリックリレーションズの可能性と課題とを、日本を代表するPRパーソンに語っていただきました。

 

 

また、シンポジウムに先立ち、PRプランナー資格制度創設からの10年の社会の動きとPRプランナー資格取得者の増加について映像で紹介されました。

 

 

当日のプログラムは下記のとおりです。(役職はシンポジウム当日時点のものです)

  • 基調講演『経営者から見た広報・PRへの期待と課題』
    アサヒグループホールディングス株式会社 代表取締役会長 兼 CEO 泉谷 直木 氏

  • パネルディスカッション『広報・PRの課題とこれからの可能性』

    パネリスト:(50音順)
    オムロン株式会社 執行役員 グローバルIR・コーポレートコミュニケーション本部長 井垣 勉 氏
    帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部長 宇佐美 吉人 氏
    日本電気株式会社 コーポレートコミュニケーション部長 飾森 亜樹子 氏

    モデレーター:
    株式会社井之上パブリックリレーションズ 代表取締役社長 鈴木 孝徳 氏

  • PRプランナー宣言『これからのPRの担い手としての自負と挑戦』
    (公社)日本パブリックリレーションズ協会 PRプランナー部会長 田畑 好崇 氏