資格認定制度について
パブリックリレーションズとは
組織がそれを取り巻く個人や社会との間で信頼関係をつくり出すための考え方やコミュニケーション活動をさします
20世紀初頭からアメリカで発展し、日本には1940年代後半に導入されました。その後「PR」とういう略語は「広告宣伝」と同様の意味で使われるようになり、本来の意味から離れてしまいました。広報という言葉もよく使われますが、ともすると組織の一方的な情報発信と受け取られがちです。パブリックリレーションズが持っていた、『よい関係づくり』という本来の意味を忘れてはなりません。ちなみに『体系 パブリック・リレーションズ』(カトリップ他 著)では、「パブリック・リレーションズとは、組織体とその存続を左右するパブリックとの間に、相互に利益をもたらす関係性を構築し、維持するマネジメント機能である」と定義されています。
PRプランナー資格認定制度/検定試験とは
企業とステークホルダーの双方向コミュニケーションによる信頼関係の構築が社会的な要請となり、従来のメディアリレーションズやインターナル・コミュニケーションの範疇を超えて、経営上のコミュニケーション戦略、コンプライアンス、IR、危機管理、マーケティング・コミュニケーション、ブランド・マネジメントなど、企業経営の根幹に精通した広報・PRの専門家(PRプロフェッショナル)が求められるようになりつつあります。
そこで、実際に広報・PRの仕事に就いている人、あるいは志望している人に、広報・PRの本質的な概念を理解してほしい、さらには専門性の高い広報・PR業務の社会的認知を高めたい、という使命感から、このPRプランナー資格認定制度は導入されました。
PRプランナー資格認定制度は、2007年に日本パブリックリレーションズ協会が設立した日本で唯一の広報・PR資格認定制度であり、総合的な基本知識を問う1次試験、専門領域別に知識を問う2次試験、実務的な企画力を問う3次試験の3段階で構成されています。さらに、試験を通して体系的に “パブリックリレーションズ” を履修できる内容となっており、レベルに応じ「PRプランナー補」「准PRプランナー」「PRプランナー」の資格を認定しています。一人でも多くの優れた「PRプランナー」が誕生することにより、わが国の広報・PR業務従事者の職能意識が高まり、広報・PR活動による社会の新しい発展力が生まれるものと確信しております。
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