「第10回PRプランナーフォーラム」開催レポート

「第10回PRプランナーフォーラム」を2017年9月27日(水)に開催
  広報担当者が悩む「企業のブランディング」の進め方に関する講演に37名が参加

公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)のPRプランナー部会では、PRプランナー向けに最新かつ高度なスキル取得を促進し、社会的責務に応えるプロフェッショナルの育成を目指した専門セミナーを定期的に開催しています。

今回、第10回目となる「PRプランナーフォーラム」を9月27日、東京都文京区水道橋にある「印刷博物館」を会場として、3部構成で開催しました。

第1部は29名、第2部には37名、講師との懇親会形式を取った第3部は22名のPRプランナーならびに広報担当者が集まりました。第2部の講演では「『選ばれ続ける必然』を作り出す企業ブランディングの進め方」をテーマに、講師に凸版印刷株式会社でブランディング・ディレクター/コンサルタントを務めている佐藤圭一氏をお迎えし、活発な意見交換を行いました。

第2部の講演に先立ち、第1部では印刷博物館の見学を行いました。
第1部は、印刷博物館の副館長、宗村 泉氏から、印刷博物館の歴史や展示物(常設展示物、企画展示物)に関する詳細な内容を参加者へ説明いただき、その後、説明いただいた会議室から印刷博物館へ至る道(プロムナード)にて、展示されている印刷の歴史上ポイントとなるレプリカの解説をいただきました。レプリカの解説をいただいた後は、参加者による印刷博物館館内の自由見学となりました。

※画像は文京区HPならびに印刷博物館HPから引用

第2部は、凸版印刷の佐藤圭一氏から、企業ブランディングに関する講演をいただきました。講演では、「ブランド」という言葉の語源からはじまり、送り手が意図する「あるべき姿」と、受け手が捉えているイメージとの「ギャップ」を埋めるブランディングの進め方(企業や商品に価値を付け、それを形にして伝達する)について、自身がこれまで携わってきた数々の企業のブランディング事例を見せながら参加者に具体的に説明を行っていただきました。

 

また、提供価値における「機能的価値」から「情緒的価値」への昇華のさせ方や視覚による情報伝達の具体例、コミュニケーションによるブランド浸透までのストーリーを、およそ200ページを超える膨大な資料にて解説いただきました。
当日の参加者には、佐藤氏から説明いただいた内容のダイジェスト版となる資料が配られました。その分量はなんと68ページ! 参加者が後々、「ブランディング」を考える際に大変参考とさせていただくことができる貴重な資料です。

 そして会場を神楽坂の店舗に移して開催した第3部では、22名の有志が参加し、講師の佐藤氏を囲み、おのおのが自社でブランディングを担当した際に感じた悩みやもどかしさ、気づきなどについて深い意見交換の時間となりました。

終了後のアンケートでは、「見学の前に見所の解説があったため、背景を踏まえて見学が出来ました。(第1部)」、「ブランディングの概念だけでなく、実務に生かせそうなヒントがたくさん詰まっていて勉強になりました。(第2部)」、「具体例と現状分析、基本事をわかりやすく構成されて、実感できた(第2部)」、「講師の佐藤圭一さん他、メンバーと多くの話ができた(第3部)」など、それぞれに気づきを得たり、交流を深めたりしていただけたようです。

なお今回は初めての取り組みとして参加費用無料でのフォーラム開催を行いました。PRプランナー部会では今後も、さまざまな取り組みを企画検討し、多くの参加者の方に役立ち、「また参加してみよう!」と感じていただけるようなセミナーを企画していきたいと思います。

PRプランナー部会 副部会長 吉冨太郎(一般財団法人 日本気象協会)

 当日のプログラム

会場:印刷博物館(東京都文京区)

第1部 17:00~18:30 
 印刷博物館見学(オリエンテーション含む) (印刷博物館 宗村副館長)
 名刺交換タイム
第2部 18:30~20:00 
 講演「『選ばれ続ける必然』を作り出す企業ブランディングの進め方」(佐藤氏)
第3部 20:30〜 
 講師を囲んだ参加者による懇親会(有志参加)

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