VOICE of PR Planner (2016年2月)

飲食業のPRプランナーは「A Walk on the Wild Side」ワイルドサイドを歩くんだ。

 

チムニーグループ めっちゃ魚が好き!(株)

水口 雅登

 

「A Walk on the Wild Side」は、 Lou Reed & Suzanne Vega の楽曲から。
新たな時代のバトンを握り、北海道大学の並木道をジョギングする学生時代の徳田裕子さんに贈りつつ、裕子さん、バトン受け取りました。

こんにちは。
北海道から、東京オリンピックを観にバトンを握り走るミズグチです。
素晴らしいことじゃないですか?! 2020年、東京に国境が無くなるんです。

美を探究する千住 博氏の言葉をお借りするなら、オリンピックも Peace making Process、≪平和創造のプロセス≫。PRプランナーがいろいろな立場の人と人の間に立つ姿に繋がってきます。

私のパブリックリレーション魂の原点は、学生時代にアルバイト勤務したNHK札幌放送局報道部にあります。

インターネットが無かった時代。記者から入電する一報を手書き起こし、デスクへ。そして、北海道内各局、東京や大阪、名古屋放送局へ送る。ニュースの裏付けに各専門家や一般家庭に電話取材もしました。「つかぬ事をお伺いしますが……」という古風な口上がくすぐったかった。

そんなある日、私の生き方を決める大事件が起こります。乗客乗員269人全員が犠牲となった「大韓航空機墜落事件」。ピリピリした空気の局内に犠牲者のお名前が貼り出される。そして、お名前が刻々と一行一行増えていく。
このお名前は、遺族より早く私たちの元に届いているかもしれない。一行一行が希望や夢に満ちた一つ一つの命。伝えるには、あまりにもあまりにも悲しすぎる出来事でした。
あの日、体全体が熱くなるほどの使命感が私のPRプランナーの原点になっています。

新規飲食店のオープニングには、業態や立地により、最適なPRシナリオがあります。お取引様、お客様、各部署のスタッフを巻き込み、グルーヴの効いたシナリオを費用対効果を織り込み実行してきました。

例えば、洋食居酒屋なら、腕がイイほどプライドも実績もある料理長をコックコートを着て一番目立つ駅前に立って頂く。オレは、そんな道化をしに来たんじゃないと怒る料理長を納得させる関係作りは何か。チラシ配りというゴミを街中にまき散らすことになりかねないツールを「事業の覚悟づくり」や「全員接客体制作り」など、実りあるリレーションズにまで深めるのがPRプランナーの腕の振るいどころだと思っています。

社会人デビューを広告会社の企画制作職から始め、CM、イベント、セミナー、FMラジオの放送原稿執筆とメインストリートから裏路地まで、幅広い業務を経験させて頂いたのが飲食店でのPRプランに役立っています。

これまで、カジュアル・バー、DJバー、アメリカン・ダイナー、イタリアレストラン、イタリア居酒屋と洋モノ飲食業態のPRプランに取り組んできましたが、現在、和食に挑戦中。
イタリアレストランでは、ケンカを始めたカップルが立ち上がるやワイングラスをかざし、ヴェルディの「乾杯の歌」をアカペラで歌い出す演出に鳥肌ものの拍手喝采をいただきました。
西洋文化にも和む日本の飲食業が東京オリンピックの場外の賑わいにまで広がるといいですね。飲食店には街場の国際交流があります。

10年ほど自らレストランを企画経営していた時期、銀行役員の方や異業種の経営者様に今も宝物となる多くのアドバイスを頂く中で、「オレのやってきた販促手法は、亜流なんじゃないか?」との迷いが、PRプランナーの資格取得へ向かわせました。
試験勉強は、「こんなところに同志がいた」という共感でした。また、リスク・マネージメントなど、自分に足りないところも発見できました。これまで、やってきた宣伝販促業務を整理、補完、自信と勉強意欲を頂けたことに感謝しています。
飲食業も国際情勢や政治にますます無関心でいられない時代、PRプランナーという職務が社会的にも社内的にも認められ、信頼される実績を作っていきたいと思います。

では、同じ志を感じる Super Lady、「まちづくり観光デザインセンター」を起業し、北海道内から海外、いずれは、宇宙まで行ってしまうんじゃないかと駆け巡る加藤肇子さんにバトンを手渡します。

肇子さんには、Luther Vandross の楽曲、 She’s A Super Lady を贈ります。

 

 

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