VOICE of PR Planner (2016年5月)

おもしろき こともなき世を おもしろく

 

(株)ADKアーツ

府内 成憲

 

はじめまして。(株)ADKアーツでプランナーをしております、府内成憲(ふないしげのり)と申します。このような場に寄稿させていただく機会をいただき感謝しています。あまり真面目な文章を書くことも苦手なので、ざっくばらんに読んでいただければ幸いです。

タイトルに書いたのは幕末の高杉晋作さんの有名な辞世の句ですね。私はこの人ほどPRが上手だった人はいないのでは?!と思っています。既存の常識を打ち破って作った「奇兵隊」とか、藩の存亡をかけた外交の席でまさかの「古事記」の暗唱で黒船を追い返したとか、世間をあっと言わせる斬新な発想を持っている人でした。これこそPRの原点だな~と思ったりします。

もちろんPRには世間の話題を集める派手な活動も、延々と地味な活動で明け暮れる活動もいろいろありますよね。ワタシ的には週4日で地味な日を過ごして、週に1日明るく過ごすくらいが理想的なのですが…… でもやっぱり自分が「面白い」と思うことに首を突っ込んでいけるのが、PRに関わる業界の一番の醍醐味だな~と思います。そして誰かが面白いと思ってくれることを創り出していくことができるのも、この業界の良さですね。つまらない世の中は自分で面白くすればいいんですね!

こんなPR業界で長らくお仕事をしてこれたのも、PRプランナーという資格をとれたことが一助になっていることは間違いありません。自分はPRプランナーだよって、わずかでもなにか心の支えになってくれています。

「でもPRプランナーの資格をとって何のメリットがあるの?」

PRプランナー資格試験がスタートするというニュースを見て、はじめはこんなことも思いました。あまり知られていない資格なんて誰も評価してくれないのでは? 国家資格とはわけが違うからこの資格では“食えない”とか。やっぱり資格を持っていることでお給料が上がった方が資格をとりたいというモチベーションにはなりますよね。
ただPRプランナーを持っていることを人に話してみると、結構な割合で「なにそれ?」と言われます。知られていないからみんなわからないんですよね。でも「なにそれ?」と言われるほうが、「へぇ~」という言葉で流されてしまうより、ずっと会話につながってるんじゃないかと自分では思います。「それなに?」と興味を持ってもらうことがPRでは大事なんじゃないかと思います。

「どうしてPRのプロが集まっている協会なのにPRできてないの?」

うーん。現在のPR協会はPRできているのでしょうか~。できていないのでしょうか~。わかりません。ただPRプランナーの資格取得者がもっと世の中に増えていくことが望ましいと考えていると思います。ぜひもっとPRプランナー資格に興味を持ってくれる人が増えるように、今こそ我々雑草のような兵隊が奇兵隊を作って、世の中をあっと言わせなければいけないのかもしれません。もっともっとPRプランナーが増えて、交流の輪が広がったら面白い時代がくるかもしれませんね。