VOICE of PR Planner (2018年8・9月)

新規事業で生かせる力

合同会社DMM.com ライツ管理部
根本 幸子

合同会社DMM.com の根本と申します。
現在はライツ管理部で自社IP の販売営業やタイアップ企画などを担当しております。

業界紙出版社で社会人スタートをきり、その後外資系PRエージェンシーでPRの楽しさと辛さ(?)を経験し、EC サイト事業会社へ行き、DMM、という流れです。PRプランナーの資格は取得したものの、現在はPRや広報をメイン業務としていないため、DMM での仕事について絞って書かせていただきたいと思います。(PRとはあまり関連ないかもしれませんが、ご容赦ください・・!)

DMM という会社は、私が在籍しているこの4 年半の中でも十数個の新規事業が立ち上がり、従業員が増え、組織編成があり、とにかく前に前に走り続け、そのスピード感が年々上がっている・・
そんな会社です。

私がDMM で初めに入った部署は、3D プリント事業部(現・.make 事業部)で、法人営業を担当しました。
DMM がハイエンド3D プリンターを保有し、3D プリントサービスとして異業種参入した事業です。PRだけでなく、もっと事業の根幹に関わるような企画営業をしたいと思っていた私としては、新鮮な会社で新鮮な事業でした。入ってみると、とにかく自分で考え自分で動くしかない。事業をスケールさせるには、誰と組み、どう売り込めばよいのか。そこでターゲットに考えたのが町工場でした。自社で高精度な3D プリンターを導入するのは割高と思っている中小の製造業様に対し、3D プリントサービスを使った試作品制作のスピード化やコスト削減などを提案。営業に足を運んだり、イベントや展示会を開いたりと、地道にコミュニケーションを重ねていくことで、DMM はわりと本気でものづくり事業にチャレンジしている会社なんだなと、少しでも感じていただけたのではないかと思います。

入社1 年が経った頃、組織編成の兼ね合いもあり、別の事業部へ異動することとなりました。
「アイドル応援アプリ」を運営する新規事業部で、広告営業を担当しました。立ち上がって間もないアプリの広告営業というのは難しいものでしたが、手を替え品を替え、試行錯誤でようやくいくつかの企業様とPRイベントなどを含めた企画を実施させていただきました。PRエージェンシー時代の企画の考え方やPRイベントの立ち回りなど、かつてのキャリアが生きたかなと思います。とある神社でアイドルのライブを開催した日に大雪が降ったのも懐かしい思い出です。
ですが、立ち上がり3 年目には他社様への事業譲渡が決定。事業が自分たちの手から離れるというのは寂しくもありましたが、会社として前に進むためのポジティブな選択であり、この経営判断の早さがDMM の強みなんだということを実感しました。

現在所属しているライツ管理部は、DMM が出資したアニメ作品や舞台などのライセンス事業を行っており、動画配信や商品化のライセンスアウト、DVD 製造、イベントなど業務は多岐に渡ります。部署が変わるごとに振り出しに戻って事業を一から勉強するのは容易ではありませんが、一つの会社でこんなにいくつもの事業を経験し、色んな業界の方とお会いできるのは、DMM の面白いところです。今は、他社様のアニメやゲーム、また2 次元コンテンツに限らずアーティストの商品開発や企業様とのコラボレーションも積極的に仕掛けています。

事業活動をする中で、なにかしらPRに関連する業務はつきものです。勝手がわからないとあたふたしてしまいますが、昔取った杵柄で対応できたことが多々あったように思います。そういう意味では、今後もキャリアを生かせる場を自らも作っていきたいと思いますし、DMM と一緒に仕事をしてみたい!という方がいらっしゃいましたら、是非お声がけいただければと思います。