第2回「PRプランナーワールドカフェ」開催レポート
第2回「PRプランナーワールドカフェ」を2017年6月21日(水)に開催。
25名のPRプランナーが参加、RIZAPをケースに活発な意見交換を実施。
日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)のPRプランナー部会では、会社や業界の枠を越えた「PRSJ認定PRプランナー」相互の情報交換・親睦を目的に、交流イベントを多数開催しています。今回、第2回目となる「ワールドカフェ」スタイルでの勉強交流会「PRプランナーワールドカフェ」を開催。「RIZAP ケーススタディで考える、広報部門の枠を超えて創るコーポレートブランディングとは」をテーマにPRプランナー同士で活発な意見交換を行いました。
コーポレートブランドを広く浸透させていくために、PR・広報部門だけでなく、人事総務や営業、マーケティングなど、部門横断的にPR発想を発揮していくことがますます重要になってきています。会の前半では、印象的なTVCMと幅広い事業展開で注目されているRIZAP株式会社より、RIZAP経済圏戦略推進ユニット ユニット長(開催当時)の市川航介氏にお越しいただき、RIZAPの理念や業務内容、ブランディングについての考え方を講演いただきました。
後半のワールドカフェでは、改めてワールドカフェスタイルでの話し合い方法についてのオリエンテーションを行った後、早速グループごとにディスカッションを開始しました。現在PR・広報部門以外で活躍されているPRプランナーも沢山いらっしゃる中、本資格取得で身につけた発想を様々な部門でも応用するためのヒントや気づきを得られるよう、今回は「もし自分がRIZAPの人事や営業、店舗管理者、トレーナーなどPR・広報以外の部門だったら、コーポレートブランディング向上のためにどのような取り組みができるか」という構成にしました。参加者はテーブルを移動する度に違う部門の担当者になりきって活発に柔軟なアイデアを出し合い、盛況な会となりました。ワールドカフェ終了後には、前回(第1回)のアンケートでも要望のあった講師を囲んだ懇親会を有志で実施。時間の許す限り、さらに深い議論が交わされました。
終了後のアンケートでは、「時の企業の話を聞けて良かった。外からはわからない課題も多く抱えていることもわかり親近感がわいた」、「普段自分が思いつかないような発想が話し合いを通じてでてきた」、「積極的な参加者の皆さんから大変刺激を受けた。発想豊かな広報部員が集まると、こんなにすごいんだなあと感動した」、「新たな気づきがあり、仕事に生かせる部分ができた。新たなネットワークもできた」など全体的に好評をいただきました。一方、来場が遅れてしまう方もいらっしゃったため、より多くの方が都合をつけやすい開始時間と終了時間の設定については、次回以降の検討事項となりました。今回いただいた皆様の意見も取り入れながら、さらに多くの方に興味を持っていただけるテーマを企画していきたいと思います。
【第2回PRプランナーワールドカフェ 当日のプログラム】
会場:ADKアーツ株式会社 セミナールーム
・第一部
18:30~18:45 オリエンテーション/全体説明(丸山幹事)
18:45~19:30 講演「RIZAPのPR戦略」(市川氏)
19:30~19:45 オープニング
19:45~20:50 ワールドカフェ(ディスカッションと発表)
20:50~21:00 名刺交換タイム
21:00 終了
・第二部:
21:30〜 講師を囲んだ参加者による懇親会(有志参加)
執筆:PRプランナー部会
以上