VOICE of PR Planner (2018年1月)

僕が目指すもの

エイベックス通信放送株式会社
佃田 淳

はじめまして、こんにちは。佃田淳と申します。
「PRの第一歩は己を知ってもらうことから」ということで、まずは自己紹介を。
エンタテインメント企業のエイベックスに入社し、ラジオプロモーターとしてPRパーソンデビューしたのがおよそ15 年前。
その後、社内の映画事業の立ち上げとともに、メディアパブリシスト、宣伝プロデューサーを経験し、映像配信事業の宣伝部門へ異動。
マス広告の制作ディレクション、映像コンテンツの宣伝プロデュースを経て、現在、映像配信サービスのプロモーション計画の立案から、広告ディレクション、PR、販売促進、CRM まで、マーケティング・コミュニケーション部門の統括を担当しております。

と、自分の職歴を改めて書いてみると、なんとまぁ、ずーっと、いわゆる“宣伝畑“を歩んでいることに今さら気付きました。
そうなんです、僕、好きなんです!
昔でいうところの宣伝が!プロモーションが!マーケティングが!コミュニケーションが!
何でかって、そりゃもう、「何でもアリ」な職種だから。だってこんなに自由で可能性に溢れた仕事ってありますか?
バトルフィールドは、なんと、社会!でかい!スケールが!
必要スキルは幅広い!発想力!プレゼン力!推進力!
ステークホルダーも多すぎ!超天才みたいな人から「うそでしょ!?」みたいな人まで(笑)

それにしても、自らの力で社会自体を相手にするPRプランナーの仕事ってすごいことだと思うんですよね。
なにか、常に大海原で戦っているような感覚。
PRパーソンは、誰しも最初は社会の荒波に揉まれ、もがき苦しむところから始まります。
ただ、その荒波に慣れてくると、その波に乗ってみたいと思うようになる。
そして、ちょっと乗れるようになると、これがまた超楽しい!気持ちいい!病みつきになる!
で、ここで終わらないのが困ったところですね。
荒波を乗りこなしたPRサーファー達は、なんと、今度は自らの手でビッグウェーブを起こそうとするのです。
すごい発想ですね。
しかし、現に起こすのです、社会に大波を!すべてを飲み込むような荒波を!
なんとまあ、神をも恐れぬ存在ですね、いや、もはや神ですね。
想像するだけでワクワクします。
社会を動かし、変えることができるなんて。
楽しいでしょうね。嬉しいでしょうね。感動するでしょうね。
モテるでしょうね。

僕はまだ、波打ち際でパシャパシャやっているだけ。
たまにちょっと沖へ出て、波に乗った風にしているだけ。
そうじゃないな。それじゃいかんな。
目指すべきは、もっと先、そこにはもっと楽しいことがある。
そんなことを思っています。