PRパーソンインタビュー #1
試験勉強を通じて知識・スキルが向上、
自信がついたことで提案の幅が広がる
株式会社エイレックス
コンサルティング1部 アカウントエグゼクティブ
日野 亜莉沙(ひの ありさ)さん
PRSJ認定PRプランナー 2022年11月取得
PROFILE
大学時代にベンチャー企業の広報部でインターンを経験。オウンドメディアの記事作成を任され、広く社会に情報発信することに魅力を感じてPR業界を志望。2020年4月新卒入社。現在は流通、保険、エンタメ、食品メーカーなど幅広い業界のクライアントに対して広報支援とコンサルティングを行っている。
PRプランナー資格取得は会社から推奨されており、入社後、直属の上司が3次試験に向けて熱心に勉強されているのを見て、私も挑戦してみようと思いました。
1次・2次試験に向けては、公式テキストを章ごとに読み込んでいきました。ただ、IRやマーケティングなど私の業務範囲外の知識を覚えるのが大変だったので、要点をノートに書き出して記憶の定着を図ったほか、2次試験対策には時事問題系のスマホアプリも活用しました。こうして入社1年目と2年目に1次試験、2次試験に合格できました。
入社3年目の2022年9月に受験した3次試験は記述が中心となり、0からのニュースリリース作成や広報計画立案は、これまでの実務経験からはややハードルが高そうだと感じました。そこで、3次試験では対策講座を受講し、攻略ポイントを押さえるとともに、120分の試験時間内に解答できるよう模擬問題を繰り返すことで力がついたと思います。試験本番に出されたコーポレート課題のテーマは、難しく戸惑いましたが、各設問にまんべんなく解答し、余白を残さないようにしたのがよかったのか、なんとか合格できました。
日頃の業務では、クライアントの広報担当者が作成したニュースリリースのリライトを依頼され、修正提案をさせていただくことが多いのですが、試験対策で0からニュースリリースを書くことを余儀なくされたことで、今後は経済部の記者目線でアドバイスができるのではと感じます。また、資格取得の勉強は、多様なPRの方法を体系的に整理でき、新たな気づきも多く得られ、幅広いステークホルダーを意識しなければならないと考えるようになりました。
今後もPRプランナー資格取得の過程で学んだことを日々の業務で実践し、少しでも成長につなげていきたいです。
一言メッセージ
管理部部長 藤田晶子さん
当社では、広報業務にかかわる社員の知識・スキル向上を図るため、PRプランナー取得を推奨、新卒社員は必須の資格となっています。会社も取得に向けた支援制度を整えており、例えば試験合格時の受験料および認定登録料・更新料を会社が全額負担するほか、試験対策講座受講料の補助(1・2次は合格時半額、3次は合格時全額)を行うなど、社員が自発的に取得することを応援しています。
掲載日:2023年5月