PRパーソンインタビュー #2

在学中に取得した准PRプランナー資格は、
就活のアドバンテージになった

東京経済大学
コミュニケーション学部 4年在学中
川上 雄万(かわかみ ゆうま)さん

PRSJ認定 准PRプランナー 2022年7月取得

PROFILE
小学校から高校まで野球に熱中し、千葉ロッテマリーンズの広報・PR活動と広報担当者の仕事に興味を持った。この領域を学べる東経大に進学し、「PRプロフェッショナルプログラム」と広報のゼミでさらに深く学び、2次試験に合格して大手PR会社に内定。

 

大学入学後、広報やPRについて学ぶ中で「PRプランナー」資格を意識するようになり、公式テキストを買って通学電車の中など空き時間に読んでいました。2年次からは「PRプロフェッショナルプログラム」と広報のゼミに所属し、8月の1次試験に向けて準備を加速。専門用語や年代ごとの出来事をPCでまとめてオリジナルの解説ノートを作り、試験直前には対策講座を受講して備えました。結局テキストは6回読み、赤線を引きまくってボロボロになったので、新たに買い替えて試験当日に臨みました。

1次試験合格後は、授業やアルバイトなどに注力していましたが、就職活動から逆算したら、3年次前半が2次試験受験のリミットと気づき、受験モードに切り替えました。2次試験も公式テキストを何度も繰り返し読んで勉強したほか、1次で範囲外だった時事問題が難しく感じたので、一問一答式のスマホアプリを使って対策することで、合格できました。

この資格を取得して最も良かったのは、内定先のPR会社の最終面接で、「有資格者だけに広報・PRをよく理解しているね」と高く評価してもらえたことです。また、ある一般企業の採用試験のグループワークで「PR施策を考えてください」という課題が出されたときも、資格の勉強で培ったPR発想が役立ちました。

もともとプロ野球球団や事業会社の広報担当者になるのが夢でしたが、最終的に選んだのはPR会社でした。その理由は、3年次に大学の授業でPR会社の実務演習(インターン)をしたとき、そこで出会った社員の方々の専門性の高さに驚いたことが大きかったです。自分もいろいろな広報案件に携わり、プロのPRパーソンとして成長したいと思うようになりました。

私は将来、広報・PRの道に進もうと考えてPRプランナー資格試験を受験しましたが、広報・PRの知識や発想はどの業界に進んでも生かせるはずです。学生時代に学ぶ範囲の目安として、挑戦する価値のある資格だと思います。

 

一言メッセージ

東京経済大学 駒橋恵子教授(所属ゼミの先生)

「PRプロフェッショナルプログラム」は、選抜された学生だけが所属する、大学の「アドバンストプログラム」の一つです(各学年定員20名)。所属する学生は、専門の授業を履修するほか、日本パブリックリレーションズ協会のPRプランナー対策講座を授業内に受けられ(大学が費用負担)、PRプランナー試験の受験料・登録料は何度トライしても全額給付されます。こうした支援制度もあって、東経大からは毎年、合格者を輩出しています。

 

掲載日:2023年5月