PRパーソンインタビュー #5
在学中に
フリーランス広報として活躍
法政大学
法学部 政治学科 4年
池田 桂(いけだ けい)さん
PRSJ認定 PRプランナー補 2023年9月取得
PROFILE
大学で広告研究会に所属し、広告会社を中心に就活する中で、PR会社に勤める大学の先輩に出会う。話を聞くうち、広報・PRに興味がわき、どんどんのめり込む。在学中に、自ら立ち上げたPR会社で活動している。
私がこの資格を知ったのは、就職活動でPR会社の面接を受けた際、採用担当者から「広報・PRを学ぶにはこの本が最適」と公式テキストのことを教えてもらったのがきっかけです。当時は、受験や資格取得を考えていませんでしたが、知識を深めたいと考え公式テキストを繰り返し読みました。読むほどに広報・PRの大切さや奥深さを知ることができました。志望していたPR会社には採用されませんでしたが、広報・PRに携わりたいという思いは強く、起業を考えはじめた頃、PRプランナー補の資格を持っていれば、一定レベルの知識がある証明になるのではないかと思い、受験しました。
1次試験は、大学4年の8月に行われ、約2カ月前から受験勉強を始めました。公式テキストはすでに何度も読んでいたので、理解が足りていない項目をノートに書き出して記憶の定着を図り、100点を目指すつもりで勉強しました。
起業し、広報・PRの仕事を始めるに当たって、OG・OB訪問で知り合ったPR会社の先輩や以前インターンをしていた会社に「広報関連でお手伝いできることはありませんか?」と声をかけて回ったところ「SNSお願いできる?」「プレスリリース作れる?」など、いくつか声をかけてもらえました。PRプランナー補の資格を取得したことで、依頼先として信頼してもらえたことが大きかったと思います。現在、個人事業主や中小の会社などプレスリース作成を含む広報業務を担当し、SNSのフォロワー数増に向けた提案も行っています。個人で仕事をしていると迷うことも多いのですが、そうしたときは公式テキストを開いて、PRの基本を再確認しています。
今後は、「PRプランナー」の資格取得を念頭に置きつつ、まずは今年度の2次試験合格を目指しています。また、このまま仕事を続けるか、PR会社に就職するかなど、自分の進路を明確にしていきたいと思っています。
参考情報
情報化・グローバル化が進む中、企業責任が強く求められる昨今、広報・PRに関わる実務領域が拡大し、広報・PRの重要性に対する社会的認識が高まっています。PRプランナー補資格を取得していることは、大学生が就活する際にも、広報・PRの知識を一定以上有している証になるため、就活の武器として活用できると思います。入社後は、スタートダッシュがスムーズにでき、即戦力の人材として活躍の場も広がります。採用する側でも、PRプランナーの資格取得を推奨する企業・団体が増えています。公共入札や業界コンペでも、PRプランナーが在籍していることが要件だったり、安心材料として扱われることがあります。
掲載日:2024年4月