第1回交流会レポート

第1回PRプランナー交流会レポート
株式会社プランタン銀座 広報セクション 長友 薫 (平成20年度第1期PRプランナー取得)

2009年11月12日の午後7時から約2時間、東京・築地のアサツー ディ・ケイ11階ラウンジで、「第1回PRプランナー交流会」を開催しました。

PRプランナー資格認定制度がスタートして約3年。第1回の1次試験を緊張しながら受験したことが思い出されます。

現在、企業や団体において広報の果たす役割はますます大きくなっています。これまで広報・PR業に携わる人たちは、「プロの広報担当者」を目指して、自分たちの経験や慣習などを頼りに、ある意味手探りの状態で努力を続けてきたといえるのではないでしょうか。3年前にPRプランナーの資格ができ、「プロの広報担当者として必要な知識や能力に関する一定の基準」が設けられたことは、その手探りの状態から一歩抜け出して、自分の仕事を定量的に見つめなおし、目標とする道筋が明確になったのではないかと思います。

とはいえ、資格を取って終わりというのではあまりに寂しいものです。PRプランナー資格者同士が集い、メンバー相互の情報交換や交流を通じて親睦を深めることができる場やコミュニティがあれば、各人の能力アップになるだけでなく、広報・PR業界全体の質的向上につながるのではないか・・・そうした思いから、今回の交流会が生まれました。

PRプランナー資格者有志がボランティアで企画・運営することが決まり、私も微力ながら参加させていただきました。

メンバーは、交流実行委員会の代表としてご挨拶していただいた真部一善さんや、アイカンパニーの高橋まゆみさん、電通パブリックリレーションズの水谷幸一さんなど約10名。今春から交流会の内容、場所等を検討してきましたが、日常業務の合間を縫っての打ち合わせはなかなか大変でした(実際、私は欠席したことが多々あり、ご迷惑をおかけしていたと思います)。グーグルグループに幹事会のアカウントを作るなど工夫をしながら、やり取りをしてきました。

会場や予算、進行内容もさることながら、実行委員メンバーが何より気にしていたのが、「資格を取得したことにメリットを感じてもらえるような交流会にしたい」ということでした。とかく広報担当者は社内で孤独な立場に立たされることも多く、業界を越えて、同じ悩みや目標を共有できる人たちと交流したがっているという話は常々聞いていました。交流会への参加申し込みの際に各人の関心事項をヒアリングし、参加者プロフィールをまとめて配布したのは、そのような思いからでした。

そして、交流会を二部制にして、第一部では株式会社インテグレートCOOの山田まさるさんの講演会を、第二部は企業・団体の枠を超えての情報交換・経験交流をはかる懇親会を行うこととなりました。

懇親会では、千葉県環境生活部NPO活動推進課の石井督洋さん、内外切抜通信社の高木一行さんが、現在自身が取り組んでいる活動についてのプレゼンテーション、実行委員メンバーでもあるプロペラコミュニケーションズの永井昌代さんがお仲間と取り組んでいる「NGO活動のPR」など、盛りだくさんの内容になりました。

準備中は、人数が集まらなかったらどうしよう、歓談の時間設定は適当だろうかなど、懸念事項がたくさんありました。しかし、ふたを開けてみると大勢の方にお越しいただけ、幹事会一同、非常に安堵しました。

交流会を期待して、福岡や京都など遠方から参加してくださった方もいました。広報・PRパーソンはさすがコミュニケーション能力が高く、盛り上がった会になったのはないかと、一幹事として大変うれしく思っております。

進行方法などにいたらなかった点はたくさんあります。でも、こうした会は続けていくことが何よりも大切なのではないでしょうか。今後も「PRプランナー」資格の認知度向上や、PRプランナー各人が切磋琢磨して広報・PR業の地位向上を目指し、第2回、第3回と地道に実績を重ねていければと思います。