VOICE of PR Planner(2019年1月) | PRプランナー資格認定制度/検定試験

VOICE of PR Planner(2019年1月)

社員の想いと共に、歓びと感動をお届ける広報活動を

株式会社乃村工藝社
コーポレート本部広報部
岡村有希子

■社員一人ひとりの想いを丁寧に伝えていく
今から14年前。大学院まで「子供の遊びと学びのデザイン」という研究をしていた私は、「子供の体験施設や体験プログラムに携わりたい」という想いから乃村工藝社への入社を検討していました。就職活動中、ある社員の方に言われた「入社したら子供だけではなく人が好きになると思いますよ。」という言葉があります。広報のお仕事をしたく社内で担当させていただくようになってからも、その言葉をよく思い出します。広報活動の為に、プロジェクトに携わる社員と実務の話をする中で、その人の根底にある熱い想いや将来の目標など、人生のストーリーも知れば知るほど、私自身が社員のファンになり多くの方々に知っていただきたいという気持ちがより強くなります。
当社の財産は「人」です。多様な価値観を認め合い誰もが個性や能力を活かせるチャンスがある社風があるため、広報でも社内外の広報活動で社員の活動を積極的に紹介しています。当社グループの社員は約2,400名いますので、次はどのような社員のストーリーに出会えるのか、というのも楽しみのひとつです。

■歓びと感動をお届けする広報活動
さて、そんな個性あふれる魅力的な社員が在籍する乃村工藝社は1892年に創業し、芝居小屋の大道具方をルーツに126年の歴史を持つ空間を総合的にプロデュースする企業です。「人が集まる空間づくり」をテーマに大型商業施設やホテル、博物館やワークプレイスなど国内外の様々な施設やイベントの空間づくりから運営業務まで年間14,000件※ものプロジェクトを手掛けさせていただきクライアントの事業を継続的にサポートしていく「空間創造活性化事業」に取り組んでいます。感性あふれるプランナーとデザイナーが約470名※在籍し、国内外から高い評価をいただいているクリエイティブ力も乃村工藝社グループの特徴の一つです。(※乃村工藝社グループ全体・2018年2月28日現在)
事業の業務が幅広いがゆえに広報で担当するテーマやプロジェクトは幅広く、また体験型のPRイベントも実施しています。事業戦略や時代の潮流にあわせ発信テーマの選定をしていますが、私が担当したプロジェクトだけでも地域の魅力づくりである「お茶の京都博」、神社再建・文化財保存の「神田明神文化交流館」などの総合プロデュース案件、国産材や認証材などを利活用する当社のCSV活動「フェアウッド・プロジェクト」や森の体感ツアー、デザインに当社女性デザイナーが日本人初選ばれた「ブリュッセル・フラワーカーペット」(開催地:ベルギー)など国内外にわたります。また、パラアスリート社員でパワーリフティング54kg級の日本記録保持者・西崎哲男選手と共に東北・石巻の被災地にお邪魔しパラスポーツ体験イベントを実施するなど、多様性・共生社会に関する取材やイベント登壇も増えてきています。これらの活動に共通しているのは創業以来変わることのない使命である当社の提供価値「お客様に歓びと感動を提供する」であると私は思っています。携わる社員たちの想いがあるからこそ、私も、広報活動を通してメディアの方々やクライアントであるお客様とともに、社会課題の解決に微力ではありますが貢献しながらも、消費者・生活者の方々に歓びと感動をお届けし未来につないでいきたいと思っています。

■【ご参考】産休・育休期間を活かしてPRプランナーの資格を取得
PRプランナーの受験理由は、産休・育休中にキャリアアップしたかったのが大きな動機です。一年間のブランクがあったため広報活動にスムーズに職場復帰できるのか不安がありましたが、二次試験ではIRも含めて体系的に学び直す、三次試験ではリリースや広報計画を実践的に何度も練習する、など目標を持って取り組むことがモチベーションになり前向きな復帰の後押しにもなりました。
復帰前の資格取得を検討される方がいらっしゃれば、どのように勉強を進めたかご参考になればと思い、最後に記させていただきます。
一次試験:移動中は公式テキストを読む時間にあて夜に過去問題集を解くなど、引継ぎなどで比較的に業務が落ち着いてきた産休取得前に受験しました。
二次試験:一次よりも内容が詳細で量も多いため公式テキスト読込みと過去問題の練習、苦手なところは調べ理解を深める時間が必要でした。そのため、まとまった時間がとれる産休中に受験しました。受験前の2週間、1日4~5時間の短期集中で有料自習室に通い勉強しましたが、直前まで業務に従事していたので頭に入りやすく、また広報の総復習的な勉強になりとても有意義でした。受験日はかなり大きくなったお腹を抱えて長時間の受験に臨みました。
三次試験:復帰後3か月目の受験となりました。復帰後は家事と仕事の両立で忙しく毎日勉強することが難しかったので、やはり受験前の2週間、子供が寝た後の3~4時間を勉強時間にあて短期集中型にしました。WEB講座を受講しましたが、自分のペースで勉強時間をつくれたこと、講師の方のご説明や資料もわかりやすく、不明点などを調べながらノートを自作し復習や実践練習ができたことが効率的な勉強に繋がりました。また育休中はテレビや新聞を見ない生活が続いていたため、「広報・PR計画の立案作成」の勉強のために直近のニュースを調べる時間を強制的につくることができたのも復帰への足掛かりになったと思います。