VOICE of PR Planner (2017年7月)

PRプランナー2,000人の仲間と進むPRの未来

Supership 株式会社
佐々木小織

PRは奥が深く、プロフェッショナルな仕事

はじめまして。Supership 株式会社で広報をしております、佐々木と申します。
私がPRの仕事をはじめたのは、12年前、PRエージェンシーへの入社がきっかけでした。当時は広告と広報の違いも曖昧なまま飛び込んだ業界だったのですが、すぐにPRの魅力に取りつかれ、気がつけばそこからはPR一筋で仕事をしてきました。
PRの仕事をすればするほど、奥の深さを実感し、プロフェッショナル性が求められる、とてもやりがいのある職種だと感じています。

 

広報担当者同士の交流機会はPRプランナーならではのメリット

PRプランナーの資格を取ったのは、PRの仕事に携わって3 年目でしたが、改めて「PRとは」を考え、体系的に勉強する良いきっかけとなりました。
PRプランナー部会では、プランナー相互交流の場の創出や勉強会の企画・運営などを中心に携わっていますが、幹事として活動する一方、私自身も幅広い業界の広報担当者と知り合い情報交換をさせていただく貴重な機会として、楽しみながら参加をしています。
同じ職務に従事する仲間として、初対面であってもフランクに語ることができ、その後も広く深いお付き合いになっていくのは、悩みを共有できるPRプランナー同士だからこそではないでしょうか。

 

PRのデジタル化を推進して効果的な広報活動を行いたい

私が所属している Supership という会社は、アドプラットフォームの開発・運用を中心に、デジタルマーケティングを通してクライアントの課題解決を推進する企業です。マーケティングというPRと近しい領域の、なかでもデジタルマーケティングという業界も、また奥が深く、進化のスピードには日々目を見張るものがあります。
PRとは違った視点で企業ブランディングや製品プロモーションを導くマーケティングですが、テクノロジーの力でブランドセーフに取り組んだり、データを活用して精度の高いターゲティングを行ったりと、PRのスキームに活かせる部分も多いと感じています。すでに、海外のPRエージェンシーではデータ分析を取り入れて効果拡大を図る先進的な事例が見られるなど、PRの世界でもテクノロジーを活用してデジタル化を進めることで、より事業貢献度の高い広報活動を実現できるのでは、と考えています。

PRプランナー資格認定制度も10周年を迎え、いよいよ2,000人を突破したプランナーの仲間たちと、今後もPRを進化させ、その未来を切り拓く一翼が担えればと思っています。