実施要項

認定資格

以下の3つの認定資格があります。

PRプランナー補

認定条件: 1次試験合格、かつPRプランナー補審査合格者

広報・PR実務に従事するために必要最小限の基礎知識を有することを認定する資格で、下記の検定1次試験に合格し、さらに「PRプランナー補」認定申請と審査を経て取得できます。

准PRプランナー

認定条件: 1~2次試験合格、かつ准PRプランナー審査合格者

広報・PR実務に必要な専門知識を有することを認定する資格で、下記の検定1次試験、2次試験に合格し、さらに「准PRプランナー」認定申請と審査を経て取得できます。
( 認定にあたって「PRプランナー補」の資格を有している必要はありません )

PRプランナー

認定条件: 1~3次試験合格、かつPRプランナー審査合格者

日常的な広報・PR実務を幅広くこなし、かつ広報・PR責任者をサポートする知識・提案能力を有することを認定する資格で、下記の検定1次試験、2次試験、3次試験に合格し、さらに「PRプランナー」認定申請と審査を経て取得できます。
( 認定にあたって「PRプランナー補」「准PRプランナー」の資格を有している必要はありません )

検定試験について

1次試験

受験資格:とくにありません

試験方法:CBT方式(全国のテストセンターに設置されたパソコンを使って受験する方式)による択一問題

問題数:50問

試験時間:80分

試験内容:「広報・PRに関する基本的な知識」

  • 組織体経営と広報・PR活動に関する知識
  • コミュニケーションとコミュニケーション手段に関する知識
  • マーケティングと広報・PRに関する知識 など

詳しい試験項目はこちら


2次試験

受験資格:1次試験合格者(1次試験に合格されていれば、PRプランナー補の資格を取得していない方も受験できます)

試験方法:CBT方式(全国のテストセンターに設置されたパソコンを使って受験する方式)による択一問題

問題数:科目A~D 各25問

試験時間:科目A+B 80分、科目C+D 80分

試験内容:「広報・PRの実務に関する専門知識」

  • 科目A 企業経営と広報・PRに関する知識
  • 科目B マーケティングと広報・PRに関する知識
  • 科目C コミュニケーションと広報・PRに関する実務知識
  • 科目D 時事知識

詳しい試験項目はこちら

※ 受験科目について
2012年11月に実施された第11回2次試験まで、1科目ごとの受験・合否判定が可能でしたが、2013年5月に実施された第12回2次試験より、それまでに取得した各科目の合格認定は全て失効し、4科目一括受験のみとなっております。( 合否は総合的に判断し、4科目一括合格もしくは4科目不合格のいずれかとなります。)


3次試験

受験資格:2次試験4科目合格、かつ3年以上の広報・PR関連実務経験者

※ 2次試験に4科目合格されていれば、准PRプランナーの資格を取得していない方も受験できます。
※ 広報・PR関連実務について 詳しくはこちら をご参照ください。

試験方法:CBT方式によるテキスト記述式問題

問題数:課題A・B 各3~5問予定

試験時間:120分(各自時間配分をして両課題に解答)

試験内容:「広報・PRに関する実践技能」

  • 課題A ニュースリリースの作成
  • 課題B 広報・PR計画の立案作成( 課題Bは「コーポレート課題」もしくは「マーケティング課題」から1つ選択していただきます )

【重要】試験方式が変更になりました(2021年) → 詳しい試験内容・試験方式はこちら

合格基準

検定試験の合格基準は、原則として、下記の通りとします。

  • 1次試験:正答率 70%以上
    全出題数に対して正答率70%以上で合格とします。
  • 2次試験:正答率 65%以上
    全出題数に対して正答率65%以上、かつ各科目の正答率がいずれも50%以上で合格とします。( 全出題数に対して正答率65%未満の場合、もしくは1科目でも正答率50%未満の場合は不合格となります。)
  • 3次試験:正答率 60%以上
    評価の配点を、課題A(ニュースリリースの作成)25点満点、課題B(広報・PR計画の立案作成)50点満点とし、課題A・Bの総合評価が45点以上(60%以上)、かつ各課題の評価がいずれも50%以上で合格とします。

認定申請の期限について

各認定資格の認定申請期限は、各試験合格後3年までとなります。
各試験合格後3年を経過し、各認定資格を取得するには、各試験を再度受験し、合格することが必要になります。
なお、 各試験合格後3年を経過していても、上位の試験に進むことはできます。

※ 認定申請の手続きは、年2回の認定申請期間内にのみ受付いたします。

  • 目的
    PRプランナー補、准PRプランナー、PRプランナーの各認定資格取得者の、新しいメディア環境の変化に対応した広報・PRスキルを保持することを目指すものです。
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認定資格の有効期限

認定資格の有効期限は、取得後3年間とします。3年経過後は、下記の手続きを経て資格の更新が可能です。

  • PRプランナー補・准PRプランナー
    Webサイトより更新申請フォームにご入力いただき、審査を経て更新できます。
  • PRプランナー( 2次試験に4科目合格されていることが必須です )
    広報・PR関連部署で勤務されている方、または日本パブリックリレーションズ協会の正会員企業・団体にお勤めの方、個人会員、准会員の方は、更新申請フォームに職務履歴と必要事項をご入力いただき、審査を経て更新できます。
    上記以外の方は、更新申請フォームに職務履歴と必要事項をご入力、さらに小論文をご提出いただき、審査を経て更新できます。小論文のテーマは、更新前6カ月以内の広報・PRについての時事ニュースから設定していただきます。

呼称の使用について

検定試験合格者は、それぞれ「PRプランナー資格検定1次試験合格」、「PRプランナー資格検定2次試験合格」、「PRプランナー資格検定3次試験合格」の呼称を使用することができます。

また、1次試験合格者、2次試験合格者、3次試験合格者は、資格認定申請を行い、審査を経て認定されれば、それぞれ「PRSJ 認定 PRプランナー補」、「PRSJ 認定 准PRプランナー」、「PRSJ 認定 PRプランナー」の呼称を使用することができます。

英文での呼称は下記の通りです。

PRSJ 認定 PRプランナー : Public Relations Planner Accredited by PRSJ
PRSJ 認定 准PRプランナー : Associate Public Relations Planner Accredited by PRSJ
PRSJ 認定 PRプランナー補 : Assistant Public Relations Planner Accredited by PRSJ

認定資格の呼称を名刺でご活用される際は、以下のPDFファイルをご参照ください。

PRプランナーの表記について

試験委員一覧

役職 氏名 所属・役職
委員長 駒橋 恵子 東京経済大学 コミュニケーション学部 教授/博士(社会情報学)
委員 伊藤 剛 パーソルキャリア株式会社
委員 岩井 秀仁 株式会社電通PRコンサルティング 情報流通デザイン局 次長
委員 大島 愼子 筑波技術大学 監事
委員 河井 孝仁 東海大学 文学部 広報メディア学科 教授/博士(情報科学)
委員 北見 幸一 東京都市大学 都市生活学部/大学院環境情報学研究科 准教授
委員 国枝 智樹 上智大学 文学部 新聞学科 准教授
委員 來栖 暁 株式会社エイレックス 関西オフィス代表
委員 小浜 友子 株式会社インテグレート シニアプランナー
委員 潮見 登 (元)株式会社野村総合研究所 広報部長/(元)東京工業大学大学院 連携教授
委員 柴山 慎一 社会構想大学院大学 コミュニケーションデザイン研究科 教授
委員 芹澤 愛有子 株式会社インテグレート ビジネスディベロップメント部 ダイレクター シニアプロデューサー
委員 田端 洋 株式会社リクルート
委員 萩原 千史 株式会社インテグレート 総合ソリューション部 シニアプロデューサー
委員 樋口 伊織 株式会社電通PRコンサルティング ID局 SD1部 SD1部長

※ 2024年4月1日現在、五十音順、敬称略